スタンレーの工具は一度日本に参入して撤退した経緯があります。
ホームセンターでワゴンで大安売りしていて安物のレッテルを貼られていたことも…
僕は好きでしたが、コンベックスはアメリカンサイズの大きさで日本の職人さんには見向きもされませんでした。さすがにタジマには勝てんでしょう。
商品を扱うにあたってスタンレーの歴史をひも解いてみますと
1843年 コネチカット州 ニューブリテンにて創業 日本は江戸時代 天保の改革の頃
1854年 木製の折尺生産 その頃日本は黒船に慌てまくってました。
1863年 金槌の生産開始 その頃日本は新撰組が結成され薩摩では薩英戦争がありました
1869年 L Baileyのパテントを獲得して鉋の生産を開始 その頃日本は江戸が東京に変わりました
1870年 スクリュードライバーの生産開始 その頃日本は国民全員に名字がつきました
以後省略 >>>詳しくはこちら
ちなみに1848年にカリフォルニアで金鉱が見つかりゴールドラッシュがはじまり、1873年にリーバイスのジーンズの生産がはじまっています。日本の木工道具のような家内制手工業ではなく,製造業として成り立っている点はアメリカの凄さじゃないかと思います。
1857年には画像にある商標を使い始めています。「スタンレーは 世界の工具箱」ですよ。
それから保温ボトルのSTANLEY と工具のSTANLEYは会社が違います。お間違いのないようご注意ください。創業者の名字が一緒なだけです。
と!ここまで書いて日本に再上陸していることが発覚!しかもなぜか日本初上陸??と謳っています
日本語のサイトもあったりして…嘘はいかんぞ。