ジーンズオタクではありませんがユニオンスペシャルというミシンの存在は少し知っていました。ジーンズのオリジンであり偉大なるお手本「501」の歴代のジーンズはユニオンスペシャルで縫われていて、こだわり抜いたオマージュジーンズはユニオンスペシャルのミシンで縫われていることを誇りとしているのです。裾縫い用のミシンはたまに見かけます。
お店にあった裾縫いミシンさらっと見た感じ調子を出すのに大変そうです。素直にかっこいいけど。
alamode general storeはJUKIに全幅の信頼をおいていますので「何がユニオンスペシャルだと」心の中で思っていました。JUKIが最強です。
ですが、先日知人とミシンについて話していて目からうろこでした。ユニオンスペシャルを使って縫われる理由は突き詰めるとインチで作られていてインチで縫われるからということだそうです。
確認したわけでも実際触ったことがありませんので本当かどうかわかりませんがそれはあると妙に納得しました。1針1針縫われるステッチの縫い目がインチとミリではコンマの差でも必ず全体の雰囲気に影響するだろうと思います。
個人的な印象ですがミリで作られたものはカチッとした印象、インチで作られたものは少しおおらかな印象です。ロケットでもビルでも自転車でも洋服でもゴールは一緒でも確実に印象に違いが生まれることは確かです。王と長嶋、桑田と清原です。あくまでも個人的な印象ですので…
ミリとインチの単位がもたらす影響は奥が深いです。
コメントをお書きください