アイダホストップという自転車の乗り方

アイダホ州では1982年から一時停止標識のある交差点にさしかかったサイクリストに歩行者・自動車・バイクが見当たらない場合、自転車は一時停止標識にもかかわらず速度を落とした徐行状態で交差点を通過することができるという特別ルールを設けたそうです。

 

その名もアイダホストップ。

赤信号でも適用らしいです。でも減速せずに交差点に進入したら360ドルの罰金です。

 

このルールの運用後交差点の自転車の事故が大幅に減ったそうで、交差点内をスムーズに抜けることで危険ゾーンを速やかに抜けることができるからか、信号や一時停止してからだと慢心して事故になりそうな要因を見逃すからかでしょうか。綱渡りのするときは慎重に歩きますよね同じことかな。

 

29から31ぐらいの全盛期は吉祥寺~渋谷をつなぐ井の頭通り最速だったと思います。年間300日走ってましたから、どこを信号無…アイダホストップすればいいか。ここは確実に止まらなければいけないとか、アスファルトの状態、信号のタイミング、マンホールのギャップまでほとんど知ってました。

 

ただ速いだけのやつは信号待ちですぐに追いつきます。信号の見極めができないので置き去りです。信号のタイミング見て追い抜くので、信号1回分の差があれば追いつけないので最速と自負してました。卑怯だとおっしゃりたい?こう思ってください、強かったんです。

 

いまやヘルニアでアシスト自転車のママさんに追い抜かれる始末です。

 

日本では一時停止は自転車を除くと除外されていることが多いですが、歩行者や車がいたら止まりましょうね。せめて徐行…アイダホストップです。