w123排気系統の推理と考察

相変わらずのポンコツ加減に楽しさ倍増な上等な日々を提供してくれるメルセデスです。

30年前のクルマですがらガタはでますね。

今日の献立ははマフラーの排気漏れと床下からのビビリ音の解消です。

 

作業は簡単

①マフラーの穴を見つける

②ワイヤーブラシで汚れを落とします

③ガンガムで埋めます

傷口にはつばをつければ直りますがマフラーはガンガムです。つばで直らなければバンドエイドです。ガンガムで直らなければGM8300です。大抵はつばで直ると思います。

 

さて問題は走行中アクセルを開けると床下聞こえるからビリビリ音

走行中というのが問題で何とか探りを入れるべくエンジンをかけてそーっと床下に耳を澄ましてみると、かすかに触媒の遮熱板から聞こえてきます。ビビリ音がするということは金属が擦れているということです。金属がこすれている後を探せば終了ですよワトソン君。

 

床下もぐって遮熱板を外して金属のこすれた後を探しますが「ない!」遮熱板を見てみても「ない!」迷宮入りかと思ったところで、遮熱板の軽く左右にたわませてみると「パキン!」と音がします。小刻みにたわませて戻してを繰り返すとパパパパキキキキンンンンとクラックから音がします。どうやらこの事件も解決のようだよワトソン君とホームズよろしくクラックに隙間を作ると音がしなくなり一件落着。ビビリ音が無くなるだけで新車に戻ったようです。乗ったことないけど。

 

錆びとり雑誌の名物企画「修理は推理だ」とは良く言ったものです。

ポンコツ修理は探偵のような洞察力がコツですね。