キッチンスケールでコーヒードリップ実験中

今自宅でシングルタイプのドリパースタンドを実験中です。サードウエーブよろしくデジタルはかりでコーヒードリップしています。プアオーバーのお作法はyoutubeにたくさん載っていますのでご覧ください。

 

デジタルメーターで進捗をはかるという方法はやってみてわかりました。目からうろこ。

サーバーをセットして0表示を押すと1g=1mlでコーヒーの量がリアルタイムにわかります。楽しいから何回も入れてしまいました。数値化というのは四角四面に捉えるととても窮屈で嫌なものですが目安という捉え方をするととても楽しいです。どの車にもついている回転数、水温、エンジンオイル温度、ガソリン、速度等の計器が瞬時に変化するチューニングされた車の運転をしているような感覚です。

 

お湯を注ぎながらリアルタイムでドリパーにドリパーから落ちる速度、やかんから注ぐ湯量を調節することができるのでタイマーを併用するとかなり同条件でのドリップが可能です。

普通ドリパーのコーヒーの流れる量や幅を見てやかんのお湯の量の調節して感覚値でドリップする時間を調整していると思います。同じ豆でも時間をかければえぐみが強くなったり、時間をはやめればコクがなかったりとばらつきが出ます。

 

笹塚にあったM'sカレーという名店のシェフが言っていました。「毎日カレーつくっていますが僕の中では違うんです。ばらつきの振れ幅を無くすことはできませんが小さくすることがプロの技なんです。」って言ってました。うまかったなーまた食べたいな。シェフ生き返らんもんかね。脱線しました。カレー本当にうまかったんですよ。おっとまた脱線。

 

ハンドドリップの本質はドリパーの中のお湯の滞留時間をコントロールすることで味の振れ幅を一定にコントロールすることだと思っています。一日数百杯入れなくてもメーターを使うことでその振れ幅を減らすことができます。面白いから是非皆さんやってみてください。

 

近々このドリパースタンド1個用販売しようかと思っています。完成したらまたお伝えいたします!