ドリパースタンド作っています

おかげさまで好評頂いています。alamode general store謹製ドリッパースタンドですが、新しい商品のステンレスを曲げてあらかた追加完成です。

 

ステンレスというのは本当に硬い金属です。

真鍮は柔らかい分類に入ると思います。アルミが一番柔らかいかな。アルミは1000番台から7000番台ぐらいだったと思いますが合金によって硬さや強度も様々です。ジュラルミンもアルミの合金です。

 

金属にも硬い柔らかいがあるんです。硬さの基準となる金属はたいてい鉄。素材としては古く万葉より遥か昔から扱われてきた歴史があります。真鍮は中世錬金術師によって金を作ろうとして生み出された合金です。ステンレスはStain(さび)がLess(無い)金属で鉄とクロムで確か産業革命期に作られた合金だったはず。詳しくはwikiへどうぞ。

 

金属を曲げるのはコツがいりますが慣れると意外と分けなく曲がります。コツはですね、車のコーナリングと一緒です。曲がり始めはまだ車はまっすぐ走ろうとしますがハンドルを切ってアクセルを開けるとあるポイントすぎると一気に車は曲がろうとします。ヨーが出るなんて言いますね。

 

金属の棒にも同じことが言えて素材によってポイントは違うんですが、まっすぐなままでいようとしている金属をセーのと曲げていくとクンと曲がる瞬間があるんです。僕の中でヨーと呼んでいます。

 

車の場合ヨーが出てからさらにハンドルを切ればスピンです。

金属の場合ヨーが出てからコントロールしていかないと曲がりすぎます。

 

不思議なもので曲がり始めはどんな角度でも調整可能なのにひとたび曲げ終えてヨーがなくなると今度は曲がったままでいようシレーっとしているんです。金属は面白いと思った次第です。

 

ドリパースタンドのサイズはご要望に添えるよう制作致しますので

ご注文時備考欄に遠慮なくお申し付けください。