手動コーヒーミルを電動コーヒーミルに改造しました。
話は簡単ハンドルを外してナットを締めて電動ドライバーにレンチを仕込めば完成です。
なのでコードレスコーヒーミルが完成です。
とは、簡単には行きませんでした。臼がつながっている軸はかなり特殊な加工ネジで、ネジについて話すとかなり長くなるので省略しますが早い話がインチネジだったんです。
ん?とチンプンカンプンのあなた。
ネジの溝にも色々あるんです。あなたに刻まれた手のしわのように。
ミリのネジの規格で似たサイズもあるんですがだまされてはいけません。最初の2〜3回転ぐらいは締まっていくので素人はそのまま締めてネジをバカにしてしまいます。
コーヒーミルがインチネジというだけでミルがたどってきた歴史が垣間見えます。このコーヒーミルは日本のメーカーのものなのでミリの国のものです。しかーしインチで作られているということからコーヒーミルがどこからやってきたかが想像できます。おそらく明治の時代、インチの国からやってきて日本にどっかりと根付いて3世代ぐらいの職人に受け継がれたんでしょう。平成になった現在でもインチで作られている名残はその証です。
うーんロマンあふれる作り話ができました。
実際は分かりません。えへ。
このナット面白いのはインチのねじ切ってあるのに10ミリなんです。
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