このあいだこの本を読みました。
MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
クリス・アンダーソン / NHK出版
なぜか読んだ直後は少し興奮していました。副題に21世紀の産業革命が始まるとあります。冷静になったいまは、そこまで大げさに言い過ぎなくてもいいのではと思いますが、PCが生まれたホームブリュー・コンピュータ・クラブの興奮をかいま見たような感じです。
いまや社会の悪と化したピストムーブメントの真っ只中の興奮に近い印象です。あの頃は確実に東京が世界の中心で回っていました。
世界中で起こっている革命を見ていて感じていましたが、この本を読んで確実に理解しました。
革命というのは破壊するということです。発展、変革なんていう生やさしいものでありません。
後世になって歴史をまとめる際に第何期かの産業革命とされるのかわかりませんが、このムーブメントによって破壊される産業が生れれば革命です。今日の音楽流通業界のように製造業が破壊されるということが起こるのでしょうか。
3Dプリンターは産業を破壊する事が出来るでしょうか。もう少し熟考の余地ありです。
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